家庭内における不慮の事故を原因とした死亡が多いことは知っていますか?特に多いのが浴槽内での溺水でほぼ1/3を占めています。次に多いのが気道閉塞を生じた食物の誤嚥、いわゆる喉に食べ物が詰まって呼吸ができなくなることによるものです。そして家庭内での転倒や転落...。安全で安心できる家庭と思っていても、不慮の事故が起こるかもしれません。
屋外であれば、バイスタンダー(その場に居合わせた人)が救急車を呼び、応急手当の心得があると助かる可能性が高いと考えられますが、家庭内での事故は家族でしか助けてあげることができません。また大切な家族が事故に遭うと非常に混乱してしまい、119番通報すらまともにできないことも多いようです。
常日頃の備えが大切な家族を守ることに繋がります。万が一の突然の事故が起こったときの救命法(CPRとAED)・救急法(応急手当)を学んでおいてはいかがでしょうか。